当院の糖尿病サポートチーム

梅田病院には糖尿病委員会が設置されており、院内の糖尿病対策の推進および足立区住民の健康増進を目的に、私たち糖尿病サポートチームが在籍しています。

チームには、生活指導のエキスパートであり、糖尿病治療に大切な自己管理をサポートする糖尿病療養指導士(地域糖尿病療養指導士含む)が、8名(看護師3名、理学療法士4名、管理栄養士1名)在籍しています。また、薬剤師や臨床検査技師、医療連携室、医療事務などの職員が患者様のセルフケアを支援しています。

糖尿病でお悩みの方に

[医師から]
Q:糖尿病ってどんな病気ですか?
遺伝的背景をベースに、そこに生活習慣の乱れが加わったときに、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが働かなくなり、血糖値が高い状態が続きます。それによって様々な合併症(神経障害、網膜症、腎症など)を引き起こす病気です。

[理学療法士から]
Q:運動指導で意識していることはありますか?
なによりも、その方の身体や日常生活に合わせることを意識しています。糖尿病はさまざまな合併症や症状を招いてしまう病気なので、同じ糖尿病の患者様でも、運動内容や注意点などは個々に変えています。

[管理栄栄養士から]
Q:糖尿病の食事はどんなものがよいですか?
食事療法は糖尿病治療の3本柱(食事、薬物、運動療法)の中では根幹で、樹木に例えると、全体を支える幹に当たります。しかし、糖尿病だからといって特別な食事を摂る必要はありません。例えば、「朝・昼・晩と1日3食食べる」、「主食・主菜・副菜を揃えて栄養素が偏らないようにする」など、基本的なことが大切です。